玄米基礎編

酵素(寝かせ・発酵)玄米とは?効果とデメリットほかを解説!

※早速酵素(寝かせ・発酵)玄米のおすすめ製品などご興味がおありの方には内部リンクされたページでご紹介しており下のボックスから進めますのであわせてお読みくださいますようご案内いたします。

玄米の食べ方|おすすめ製品と美味しく食べ易くする方法を紹介玄米の食べ方やおかずのおすすめと注意点や食べ合わせとアレンジ料理で簡単なものや食べやすくする方法等について解説しています...
ハク
ハク
こんにちはハクです!今回は酵素(寝かせ・発酵)玄米って何か教えてくれる
ゲン
ゲン
こんにちはゲンです。酵素(寝かせ・発酵)玄米について解説するよ!

酵素(寝かせ・発酵)玄米はとても素晴らしい食品ですのでこのようにご紹介できることを喜んでおりますがいろいろな見方があり議論されることがありますので解説していきます。

酵素玄米と寝かせ玄米と発酵玄米という呼び方がありますのでそれぞれについての説明も加えていますが一般的には同じものを指しています。それではご一緒に確認していきましょう!

酵素玄米(寝かせ・発酵)とは?

酵素(寝かせ・発酵)玄米とは玄米を炊き上げたあと専用の炊飯器や保温ジャーで3〜4日間65〜74℃で寝かせて1日に1回程度ほぐすことで栄養価と食感や味も向上するとされる玄米ご飯です。

栄養価については作り始めて数日が経つと色が褐色になるメイラード反応が起こり強い抗酸化作用のあるメラノイジンとトリプトファンという成分が生まれ細胞を若々しく保つ効果や血流を改善する効果と整腸効果があるとされています。

トリプトファンはビタミンB6と結合して脳内神経伝達物質のセロトニンを生成し精神を安定させて集中力を高め食欲をコントロールするなど自律神経を正常に保ち免疫力を向上させるとされています。

沸騰させて炊き上げて65〜74℃で寝かせる場合ほとんどの酵素や乳酸菌は失活していますしメイラード反応が起こる環境では乳酸菌による発酵はあまり期待できません。

体内の酵素の働きを助ける補酵素となるビタミンB群やミネラルが玄米に含まれていますがフィチン酸が結合しているため効率よく吸収できませんので発芽させることでフィチン酸が減少するので発芽玄米使って寝かせることで補酵素を摂取することができます

寝かせていない普通の玄米は硬さや種皮などによるボソボソ感が残る場合がありますが水分がうまく保たれればとてももちもちとした良い食感となり玄米ご飯特有の臭いや味がまろやかになって食べやすく香気や旨みやコクのある美味しい味になると評価されています。

寝かせて硬くなる場合は水分が蒸発していることが考えられますのでまず逃げないようにチェックを入れて保温と同じくらいの温度のお湯を適量補給しよく混ぜておきます。

炊き上げたあと寝かせる玄米ご飯の呼び名として酵素玄米・寝かせ玄米・発酵玄米は使われており一般的には同じものとして認識されています。最もポピュラーな呼び方が酵素玄米で次に寝かせ玄米でその次に発酵玄米ですのでその順番に記載しております。

酵素玄米とは?

酵素玄米は医食同源の観点から玄米食の研究をしていた秋田県の医師の長岡勝弥氏が酵素の応用を唱える宗教家の高橋信次氏と出会い研究を重ねて1970代頃から長岡式酵素玄米として広め始めたことから定着していったとされています。

ハク
ハク
昭和時代から続いてるんだね!

酵素玄米は厳選した玄米と小豆にサンナトリウムと呼ばれる数年天日干しした塩を加えて圧力鍋で炊いた後3〜4日間保温したもののことを言い抗酸化作用のある有機ゲルマニウムの発生を確認したとされていますが議論もあります。

玄米の良い効果がありそうな名前からか炊き上げたあと寝かせる玄米ご飯の呼び名として現在最も親しまれて使われています。

寝かせ玄米とは?

玄米ご飯を寝かせることで作ることからその呼び名は親しまれていますしこれら三つの中では最もふさわしい呼び方のように感じられます。

作り方は玄米に小豆と塩を加え炊き上げたあと65〜74℃の温度を保ち2〜4間寝かせますが特に小豆ではなくても良いですしその他の雑穀と一緒に炊いたものを寝かせる場合もありますし玄米と塩だけでも構いません。

寝かせ玄米は株式会社結わえるが商標登録している商品名で小豆・黒米・もち麦・十五穀ブレンドの4種類のご飯パックが用意されていてもちもちとして美味しいと評価されています。

発酵玄米とは?

発酵玄米は玄米と小豆に塩を加えて炊いたご飯を数日間寝かせる玄米ご飯のことでこの呼び名も使われています。

ゲン
ゲン
寝かせることの意味はあるよ!

中には玄米を低温発酵させたものや独自の特許製法で発酵させたものがありますがそのまま食べれば発酵させたことによる効果はありますが炊飯すれば高温になりますので食べる時には乳酸菌は失活しているかもしれません。

酵素(寝かせ・発酵)玄米の効果は?

酵素(寝かせ・発酵)玄米には様々な栄養素が含まれていて玄米そのものの栄養素と炊き上がったあとに寝かせることで栄養素がプラスされて健康効果を発揮してくれるとされています。

玄米は食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれることとビタミンやミネラルが豊富で特にビタミンB群がエネルギーの代謝を促進しダイエット効果や肌の健康を維持してくれますしマグネシウムや鉄分ほか血流の安定や骨の健康に貢献してくれるなどがあげられます。

玄米にはグルタミン酸やGABA(ギャバ・γ-アミノ酪酸)が含まれており血圧の安定や睡眠の質向上やリラックス効果が期待できますし低GI値の食品として血糖値の上昇が緩やかです。

また種類豊富なポリフェノールが含まれており活性酸素を除去し生活習慣のリスクを軽減してくれるとされています。

酵素(寝かせ・発酵)玄米を作り始めて数日が経つと色が褐色になるメイラード反応が起こり始めメラノイジンとトリプトファンという成分が生まれます。

メラノイジンには強い抗酸化や抗菌作用があり体内の活性酸素を除去する働きと血流改善や整腸効果が期待でき着色効果があり熟成された感を醸し出してくれますし特有の香りや風味を付加してくれて美味しくしてくれます。

トリプトファンは体内では合成できない必須アミノ酸で神経伝達物質のセロトニンや睡眠と覚醒を調整するホルモンのメラトニンの原料となり免疫機能を調節してくれて強い抗酸化作用で細胞の老化を抑制する効果や精神安定効果が期待されています。

寝かせることで玄米の栄養素が向上し玄米そのものの持つ栄養素の血糖値の安定・血圧降下作用・腸内環境改善・ダイエットやデトックス効果が期待できる素晴らしい食品とされていて香りや甘みが増し風味が向上しもっちりとした食感が味わえ食べやすいと評判です。

玄米ご飯を寝かせることで期待できる効果

メイラード反応が起こる 強い抗酸化作用のあるメラノイジンとトリプトファンという成分が生まれる

効果 活性酸素除去・血流改善・整腸効果・免疫機能調節・精神安定・細胞の老化抑制着色効果・特有の香りや風味を付加

酵素(寝かせ・発酵)玄米のデメリットは?

酵素(寝かせ・発酵)玄米は普通の玄米よりも健康効果が高いとされますが炊き上げた後に保温して寝かせる作業があるため調理に手間がかかり炊飯器などの調理器具を長期間占有してしまうことがありますので不便を感じることがあります。

新調するには経費がかかりますし電気代も侮れませんしそもそも食用の玄米は白米に比べてコストがかかりますが保温にかかる電気代は1時間あたり0.5〜1円程度ですので3〜4日間で36〜96円程度となります。

酵素(寝かせ・発酵)玄米を作るための保温中に温度を適正に保てないなど温度管理がうまくいかないと雑菌が繁殖してしまうことがあり食中毒のリスクがありますのでこれらのようなことがデメリットとしてあげられています。

酵素(寝かせ・発酵)玄米は危険なの?

酵素(寝かせ・発酵)玄米は寝かせる間に保温状態のままにしておくことなどから危険というイメージを持たれることもあります。ただ清潔な調理器具を使い温度や水分の管理を正しく行えば決して危険ではない食品として安全にいただくことができるとされています。

また玄米そのものの特性として食物繊維が豊富なため胃腸が弱っているときに摂取すると便秘や下痢になることがあり稀ですが玄米にアレルギー反応を起こす可能性もゼロではありませんので胃腸の調子がいいときに少量から始めることが推奨されています。

酵素(寝かせ・発酵)玄米は効果なし?

酵素(寝かせ・発酵)玄米の効果については科学的な研究が進んでおらず根拠が不足しているため具体的なデータで証明することが難しいのが現状ですし個人の体質や生活習慣によって効果を実感できる場合とそうでない場合がありプラセボ効果も加わってきます。

寝かせることで栄養価の向上が期待でき酸素と触れることでメイラード反応が起きており強い抗酸化物質が現れていることが知られていますし見た目と香りや味が改善されもっちりとした食感となり食べやすくなることは知られています。

炊飯や寝かせる間に酵素や乳酸菌はほとんど失活しているはずですが解明されていない部分も多くあり全く効果がないということも証明されていないのが現状です。

これらのことを知った上で酵素(寝かせ・発酵)玄米にご興味がおありの方には下のボックスからおすすめ製品を内部リンクされたページでご紹介しておりますのであわせてお読みくださいますようご案内いたします。

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酵素(寝かせ・発酵)玄米やめた?

酵素(寝かせ・発酵)玄米を摂取してみたがやめたという方には様々な理由が考えられますが期待した結果が得られなかったりライフスタイルに合わなかったりしたことなどがあげられます。

酵素(寝かせ・発酵)玄米には多くの健康効果が期待されていますがすぐに結果が出るものではありませんので全ての期待に応えられませんし胃腸の弱い方には合わない場合がありますし白米と比較すると特有の臭いや味や食感がありますので合わないことがあります。

調理には手間暇がかかりますし雑菌の繁殖などのリスクが気になる方もありますし調理器具や電気代などのコストを負担と感じる方もおられます。

他にも多くの理由があり基本的には自分に合った食事を選ぶことが大切ですのでやめる方もおられるのは当然ですが時々摂取するだけでも少しの効果は期待できますので無理のない範囲で体質や体調に合せて続けてみることも良いかもしれません。

酵素(寝かせ・発酵)玄米を続けた結果は?

酵素(寝かせ・発酵)玄米を一度食べたら即座に健康効果を実感できることもありますが何回か続けることで体感できる場合があります。

腸内環境が整い便通が改善されて血糖値が安定して美肌効果やダイエット効果やアンチエイジング効果ばかりかアレルギー改善効果を期待できる場合もあります。

さらにリラックス効果があり睡眠の質が向上して豊富なビタミンやミネラルで栄養バランスが改善され免疫力の向上につながるなど酵素(寝かせ・発酵)玄米を続けることで安定した健康効果が期待できるなどとされています。

酵素(寝かせ・発酵)玄米と普通の玄米との違いは?

酵素(寝かせ・発酵)玄米と普通の玄米との違いは寝かせるという工程を経ているかどうかですがそのことで多くの良い変化があります。

寝かせることで玄米のメリットされる高い栄養価や腸内環境の改善効果をさらに伸ばしデメリットとされる硬さや香りや風味を改善してくれます。

調理にさらに手間暇がかかることと雑菌の繁殖などのリスクは残りますが美味しく消化良く玄米を摂取したい方はライフスタイルに合うならば酵素(寝かせ・発酵)にトライする選択肢もあると思います。

近頃はより簡単に作れる調理器具も市販されていますのでコスト面やスペースの確保ができれば新しい調理器でデメリットやリスクの回避はできるようになっています。

発芽玄米と酵素(寝かせ・発酵)玄米の違いは?

発芽玄米と酵素(寝かせ・発酵)玄米はどちらも玄米から作られ健康に良いとされていますがそれぞれ別の特徴を持った食品です。

発芽玄米は玄米を充分に浸水させて発芽させたものでビタミンやミネラルが豊富で消化吸収が良く食べやすく風味が改善されて玄米のメリットを残しデメリットが改善された食品です。

酵素(寝かせ・発酵)玄米は炊き上がった玄米を保温することで新たな反応を促すことで腸内環境を整えて免疫機能調節や精神的なリラックス効果ほかもちもちとした食感と旨みが味わえます。

どちらも栄養価が高いので健康効果が期待できますが特徴をよく理解した上で自分に合う方を選ぶことができますが発芽玄米を酵素(寝かせ・発酵)玄米とすることもできますので両方の良い点を取り入れることができるとして人気があります。

酵素(寝かせ・発酵)玄米でダイエットは?

酵素(寝かせ・発酵)玄米には玄米の持つダイエット効果をそのまま引き継いでおり食物繊維が豊富なことでよく噛む必要があり満腹中枢を刺激しますので少量でも満足感がありますし腸内環境を整えて老廃物の排出がスムーズになることがあります。

ハク
ハク
酵素(寝かせ・発酵)玄米には玄米の効果をそのまま期待できるんだね!

低GI食品であることから満腹感が長続きしエネルギーも持続しますし栄養価が高いので他の高カロリー食品を摂取する必要がないこととビタミンB群とミネラルが豊富で代謝を促進し脂肪燃焼をサポートしてくれるとされています。

玄米を酵素(寝かせ・発酵)玄米にしたことで生成された栄養素のメラノイジンは血糖値の上昇を安定させる効果を普通の玄米にプラスしてさらに高めてくれますので脂肪がつきにくい体質としてくれます。

メラノイジンは食物繊維と似た働きをしてくれますのでさらに腸内環境の改善のために働いてくれて代謝の向上が期待できるのでダイエットの効果を助けますし強い抗酸化作用で体内の活性酸素を除去して代謝が向上し脂肪を燃焼させやすくしてくれます。

抗酸化作用はダイエットの時のシワやたるみや肌荒れを予防する効果も期待でき疲労回復効果で運動屋食事制限による疲労を回復してくれます。

トリプトファンが自律神経を整えることでダイエット時にストレスを感じ否定的な思考が現れてきたような時も精神的に安定を促すことも期待できダイエットを継続する助けとなることがあるとされています。

酵素(寝かせ・発酵)玄米ダイエットに失敗する原因と対策は?

玄米を酵素(寝かせ・発酵)玄米を使ってダイエットをするときに白米から玄米を酵素(寝かせ・発酵)玄米に切り替えて食事をしますがその時摂取カロリーが大幅に減少するわけではないのですぐに期待通りの結果が出ないことがあります。

ゲン
ゲン
すぐに結果が出なくてもしばらく続けてみては!?

だからと言ってすぐに諦めてしまうと内側から徐々に現れてくる効果を感じることができませんのでできれば最低でも1〜2ヶ月は続けたいところです。

味が好みではないとか飽きてしまうことで続けられなくなることがありますがそんな時は混ぜごはんやリゾットやおにぎりやサラダやスープの具材などとしていろいろとアレンジを加えた料理を楽しむことや発芽玄米を使用することなどで乗り切ることができます。

また豊富な食物繊維の影響で体質やその時の体調によっては便秘や下痢になってしまう方もおられますがその場合は無理する必要はありませんが体調の良い時に白米にほんの少量加えることから始めていくことで仮称されることがあります。

酵素(寝かせ・発酵)玄米で太る?

玄米を酵素(寝かせ・発酵)玄米ご飯に切り替えた時白米に比べてカロリーは5%程度低くなりますので同じ量を食べていてもほんの少しずつですが摂取カロリーは減っていきますし満腹感が持続しますので間食や夜食が必要なくなることなどで食事量は減っていきます。

原因としては食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の乱れが原因の場合がありますが一時的であれば続けることで少しずつ解消されることがあるはずですが体質に合わないと感じた場合は無理に続けることはやめたほうが良いとされています。

これらの注意事項を知った上で酵素(寝かせ・発酵)玄米のおすすめ製品にご興味がおありの方には内部リンクされたページでご紹介しており下のボックスから進めますのであわせてお読みくださいますようご案内いたします。

玄米の食べ方|おすすめ製品と美味しく食べ易くする方法を紹介玄米の食べ方やおかずのおすすめと注意点や食べ合わせとアレンジ料理で簡単なものや食べやすくする方法等について解説しています...

あとがき

酵素(寝かせ・発酵)玄米は炊き上がった玄米ご飯に一手間を加えてさらに美味しく健康効果を高めることができるとされていますが合う合わないがあるようですので気になる方は一度試してみて判断されることをおすすめします。

また完全で万能ではありませんので期待し過ぎてもそれに全て応えることはできませんが硬さや香りや風味が普通の玄米よりも改善されており健康的に食事がしたい方には長く愛用していただきたいと感じています。

おすすめの酵素(寝かせ・発酵)玄米は次のコンテンツでご紹介しておりますが早速試してみたい場合は結わえる寝かせ玄米ご飯パックは温めるだけで簡単便利に美味しくいただけます。下線のある青い文字をクリックすると公式サイトで詳細を確認できます。

このことは玄米を始める時に大切なことですが一気に全て玄米に切り替えるのではなく最初はほんのひとつまみから始めて次にひとくちにして徐々に増やしていくことで特有の風味や食感にも少しずつ慣れていくことができます。

そうすることで多くの魅力を持つ酵素(寝かせ・発酵)玄米を美味しく末長くいただけるようになるはずですので試してみてください。それでは良い玄米ライフをお送りください!

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