※早速発芽玄米のおすすめ製品などご興味がおありの方には内部リンクされたページでご紹介しておりますので下のボックスからあわせてお読みくださいますようご案内いたします。

ここからは玄米の炊き方について説明していきますが購入した玄米をまずは洗って浸水して自分の好みの柔らかさに炊き上げ香りと風味がよくなるような方法について説明しますのでどうぞ最後までお付き合いください。
玄米を炊く前の洗い方は?
玄米を炊くときはまず洗い(研ぎ)ますがこれから精米して白米にする精米用の玄米ですと稲の葉や茎や籾殻が入っていることがあり取り除くのにかなり苦労しますし小石が残っていると口の中でガリっとくることがありますので出来るだけ玄米食用の玄米を選ぶようにします。
白米を研ぐのとは少し違い優しく力を入れず表面についたほこりなどを洗い流すようにして洗った水が濁らなくなり透明のままになるまで常温の水で2〜3回程度行い洗い終えたら一旦ザルにあげて水を切ります。
玄米を柔らかく炊き上げたい場合は玄米を手にとってよくこすり合わせるようにして表面に傷をつけて水分が浸透しやすくすると柔らかくふっくらと炊き上がることがありますがせっかくの栄養素が流れ出てしまうというデメリットもあります。
玄米はなぜ洗う必要があるの?

玄米を炊くときは玄米の表面に付着したほこりや汚れなどをできるだけ取り除くため一般的には洗うことが推奨されています。
玄米を洗わずに炊くには?
洗わない場合はそれだけ手間が省けるということと玄米に含まれる栄養素を失わずにそのまま摂取できるというメリットもありますが信頼できる玄米を選んで自己責任で行います。
玄米にも無洗米がありますのでその場合は洗わずに炊飯できますが美味しくいただくためには浸水はすることをおすすめします。
洗わずに炊く場合はできれば無農薬のものを選び炊飯するとき水加減はやや多めにすると良いでしょう。
玄米を洗わないで炊くとどうなる?
玄米を洗わないで炊くとほこりや汚れがついたままですので不衛生で食中毒のリスクが高まりせっかくの食感や風味が落ちて臭みやえぐ味が残ることがありますが無洗米の玄米はその限りではありません。
玄米の洗い方によって農薬を取り除くことはできる?
玄米を洗うことで農薬を取り除けると良いのですが表面に付着した農薬の一部は洗い流すことができるようですので丁寧に洗うことが大切でただ農薬を取り除くことが目的であれば玄米同士をよく擦り合わせてたっぷりの水で洗いましょう。
洗うときよりも浸水するときに農薬は水に溶け出しやすくなりますので時間をかけて行うのが良いようで炊くときは必ず新しい水に代えて行うようにします。
玄米を炊く前には浸水するの?
玄米を炊くときにはその前に浸水をしますが芯までしっかりと浸透させるとふっくらと炊き上がり食感が良くなるとされ残留しているかもしれないヒ素や農薬の一部も溶け出しますので安心して健康的に摂取できるようになります。
水溶性のビタミンやミネラルも溶け出すことがあり栄養価が減少する懸念もありますがミネラルと結合して吸収を妨げるとされるフィチン酸も減少するため吸収できる栄養価が増すこともあります。
ミネラルが溶け出した水をそのまま使って炊けば再度ミネラルは炊き上がった玄米ご飯に戻りますが溶け出した残留ヒ素や農薬も戻りますので信頼できるもの以外は水を代えて炊いた方が健康リスクは少なくてすむとされています。
玄米を炊く前に浸水する時間はどれくらい?
玄米を炊く前に浸水(浸漬)する時間は6〜8時間冬や冷蔵庫で行う場合は12時間程度とされていて栄養価が高いままふっくらと炊き上がるとされています。
常温の水を玄米が浸かる程度の量を器に入れて待ちますが雑菌の繁殖などが心配な場合は水を入れ替えたり冷蔵庫に入れて行います。
炊飯器で浸水時間が設定されているものもありますがその時間が短い場合は合計で6〜8時間の浸水となるように予め浸けておきますが真空浸水の場合は1時間で8時間程度の浸水ができるものもあります。
炊飯器で玄米を浸水した時にそのままの水で炊きたくない場合はタイマーをかけるなど時間を計っておいて炊飯に切り替わる前に水を替えてから炊飯を行います。
玄米を炊く前に浸水する時間がない時は?
玄米を炊く前に浸水する時間が全く取れない時は浸水なしで炊くことになりますが炊きムラが出ることや全体的に硬く炊き上がることや芯が残ることがあります。
炊くときに通常よりも水量を増やして炊飯時間を長めにして蒸らし時間も長めにとることや圧力鍋を使うことや下に説明するびっくり炊きをすることで浸水しなくても炊きムラや硬く炊き上がるのを改善できる場合があります。
30分程度なら時間が取れる場合は浸水時間を短縮させるための方法を使いますがぬるま湯かやや熱めのお湯を使って玄米を浸ければ効果を高められますが炊くときは水から徐々に温度を上げていくのが良いようです。
一部には真空浸水などの浸水時間短縮機能が付いていて30分程度で4時間程度の浸水効果がある機能のついた炊飯器もありますが急ぎの場合はびっくり炊きや炊き直しが推奨されます。
玄米の浸水時間が1〜2時間くらいしか取れない時どうなる?

玄米の浸水時間が1〜2時間程度ではやはり炊きムラが出たり全体的に硬くなることや芯が残るようなことがありますので美味しく仕上げたい場合はお湯を使うことで水を使うよりは浸水が進みますので改善されることがあります。
この場合炊くときの水量を増やし炊き時間や蒸らし時間を長くしたり圧力鍋を使ったり下に説明するびっくり炊きをするなどの工夫が必要となりますが真空浸水の機能のついた炊飯器の場合は1時間あれば8時間程度の浸水効果があります。
玄米を浸水するとき時間が長すぎるとどうなる?
玄米を炊く前の浸水時間が長すぎるときは栄養素が溶け出してビタミンやミネラルが減少したり玄米の風味や香りも減少しますが残留物質も軽減されるので風味や香りが苦手な人やリスクを回避したい方には向いています。
浸水中は雑菌が繁殖しやすくなりますので温度管理とこまめな水替えの必要がありますが柔らかくなりもちもちした食感となり消化が良くなることもありますし発芽すると栄養価が変化して高くなることもありますので楽しみにして行うのもいいですね。
玄米の浸水を1日の24時間行うのはどうですか?
玄米の浸水時間を1日の24時間程度行うと胚芽や種皮などの糠層はもとより中心まで水分を吸って火の通りが良くなって炊き上がりが柔らかくなり食べやすくなりもちもちとして食感が良くなります。
ただ上にも説明したように玄米本来の風味や香りが損なわれることがあり栄養価が減少することもありますが不要な残留物質が軽減されるというメリットもあります。
また夏場などは雑菌の繁殖のリスクが高まりますので冷蔵庫を利用したり水をこまめに代えるなどすることも大切です。
玄米の浸水を2日間の48時間行うのはどうですか?
玄米の浸水を2日間の48時間行う場合24時間に比べて玄米にもよりますが炊き上がりがさらに柔らかく風味も変化してもちもちとして食感もより白米に近くなり消化も良くなることが期待できます。
季節にもよりますが48時間程度浸水すると玄米が発芽してくることが期待でき玄米の栄養価は減少するものの発芽玄米となり栄養素が変化して高まってきますのでおすすめです。リスク回避のため水を8〜12時間程度ごとに代えることが推奨されています。
玄米の炊き方で水加減はどうする?
玄米を炊飯器で炊くときの水の量はそれぞれ異なることがありますので最初は目盛りに従って玄米モードで炊いてみて次から好みの固さになるように水の量を調整しますが多めにすればやや柔らかくなります。
炊飯器を使わない場合は品種などや浸水した時間と鍋の種類によっても変わってきますので玄米1合に対して1.5カップを基本として最初は試してみて自分の好みの状態になるよう工夫し楽しみながら行いましょう。
水道水の塩素などの影響が気になる場合は浄水して一旦4〜5分沸騰させて冷ましたものかミネラルウォーターなら軟水を使う方が柔らかく炊き上がりますのでおすすめです。
玄米のおすすめ製品や鍋での炊き方などご興味がおありの方には内部リンクされたページでご紹介しておりますので下のボックスからお進みの上あわせてお読みくださいますようご案内いたします。

玄米の炊き方で1合の水加減は?
玄米を炊くときの水量は浸水した時間との関係もありますが長い時間浸水した玄米は火の通りがよくなりますので炊飯時間は短くて済みますが浸水時間が短い場合は炊くときに入れる水の量はやや多めにして炊飯時間を長く取ります。
炊飯器で炊く場合は洗米し6〜8時間浸水させよく水を切った玄米を入れてから水を目盛りに合わせて入れ蓋をして玄米モードのスイッチを入れます。
炊飯器の玄米モードの目盛りはしっかり浸水した玄米に合わせたものとあまり浸水していない玄米に合わせたものと自動調整してくれるものがありますが説明書を読んでそれに合わせます。
分からないときは最初目盛りに合わせて水を入れて炊いてみて次回から調整しますが浸水時間が短い場合はやや多めに水を入れよく水を吸わせます。
炊飯器に玄米モードがない場合は6〜8時間浸水した玄米1合に対して180mlのカップで1.3~1.6カップで240ml〜290ml程度で調節して白米を炊くモードなどで炊飯しますが炊飯時間が終了しても30分程度蒸らすことで芯まで火が通ることがあります。
調節の仕方としては240ml〜290mlの中間の1.5カップの270ml程度で最初は炊いてみて次回からもっと柔らかくしたい時は水量を増やし少し硬めの方が良ければ減らすようにします。
鍋で炊く場合は種類によっても異なりますが普通の金属製の鍋の場合は6〜8時間浸水した玄米1合につき1.5カップの270mlで最初炊いてみて固さが良ければ次回からも同程度にしやわらくしたい時には増やし硬くしたい時には減らして調節します。
圧力鍋の場合は高圧になりますので水はやや少なめの180mlのカップで1.2~1.5カップの220ml〜270ml程度にし最初は1.4カップの250mlで炊飯し次回から好みの柔らかさに調節します。
土鍋の場合は鍋自体が水分を吸いやすいので水量はやや多めの1.5~1.7カップで270ml〜300ml程度にし最初は1.6カップ290mlで炊飯し次に炊くときから好みなるように調節ます。
重さを測る計量器を使いたい場合に水は1mlは1gですので270mlは270gで1カップは180mlですので1カップは180g・3カップは540g・4.5カップは810g・6カップは1,080gとなります。
玄米は1合(1カップ・180ml)はおよそ150gとして計算しますので2合は300g・3合は450g・4合は600gとして計量します。
6〜8時間浸水した玄米を炊くときの水量
・ 炊飯器(玄米モード) 目盛りに合わせる
・ 炊飯器(白米モード) 1合:1.5カップ(270ml) 2合:3カップ(540ml) 3合:4.5カップ(810ml) 4合:6カップ(1,080ml)
・ 金属製の鍋 1合:1.5カップ(270ml) 2合:3カップ(540ml) 3合:4.5カップ(810ml) 4合:6カップ(1,080ml)
・ 圧力鍋 1合:1.4カップ(250ml) 2合:2.8カップ(500ml) 3合:4.2カップ(760ml) 4合:5.6カップ(1,010ml)
・ 土鍋 1合:1.6カップ(290ml) 2合:3.2カップ(580ml) 3合:4.8カップ(860ml) 4合:6.4カップ(1,150ml)
※ 浸水時間がこれより短い場合は水量をやや増やし長い場合は減らして調整します。
玄米ご飯をさらに美味しく炊く秘訣は?
玄米食用の玄米を手に入れたら洗米し6〜8時間浸水したら水を切り鍋に入れ浄水し一度沸騰させ冷ました水かミネラルウォーターを適量加えた後炊きますがその時に加えることで炊き上がりをよくする調味料がありますのでご紹介します。
塩を加えると玄米を吸水しやすくしてふっくらと炊きあがり特有の匂いを軽減し風味も良くなることから水と一緒に玄米1合につきお好みでひとつまみ方小さじ1/2杯程度入れて良く混ぜてから炊きます。
酒も加えると玄米がふっくらと炊き上がり旨みが増し特有の匂いを軽減してくれますので玄米とは相性が良いと感じられ水と一緒に1合につき小さじ1杯程度入れて良く混ぜますが酒は水分ですので酒を入れた分だけ水の量を減らして炊くことで好みの柔らかさが保てます。
料理酒は塩分が含まれているものもありますので表示を良く確認して合わせて塩を入れる場合は入れすぎにならないよう調節が必要となりますので注意が必要です。
みりんを入れると甘みがあるので一度試してみて好みであればその後も量を調節しながら楽しむことができますが最初は玄米1合に対して小さじ1杯程度を入れますがその分水の量を減らすなどの調節もします。
米油やごま油やオリーブ油を加えることでふっくらとした食感となりツヤが出てパサつきにくく栄養価がアップしてそれぞれ香りや風味が異なり美味しくいただけるようになりますので玄米1合に対して小さじ1/2杯程度を加えてから炊きます。
塩麹を玄米を炊くときに加えると旨みがアップしふっくらとした食感となり美味しくなりますので玄米1合に対して小さじ1杯程度で最初は試すようにして調節しますが塩分が含まれていますので他の調味料とのバランスをとりながら行います。
ヨーグルトを加えると玄米特有の臭いを抑えてくれて栄養価もアップし味に深みを与えてくれますので試してみる価値があるようで最初は玄米1合に対して小さじ1杯程度を加えてみて良ければ増やしていきます。
玄米の風味が苦手であったり味に飽きてきたら出汁を入れることで味に変化をつけることができ栄養価もアップし旨みが増し種類も昆布出汁やかつお出汁や野菜出汁など選べてそれぞれ味に特徴がありますので味の濃さを調整しながら試してみてください。
ハーブを加えると香りが玄米ご飯に広がって栄養価もアップし美味しくいただけることがありローズマリー・タイム・パセリ・パクチー・サフランなど手に入れやすいものから試してみることをおすすめしますが香りが強くなり過ぎないよう入れすぎに注意してください。
その他のハーブやスパイスを含めて数え切れないほどありますので自分好みの玄米ご飯を作り出すことに挑戦するのも楽しいかもしれません。
玄米の風味を向上させてくれる調味料
・ 塩・酒・みりん・米油・ごま油・オリーブ油・塩麹・ヨーグルト・出汁(昆布出汁・かつお・野菜ほか)・ハーブ(ローズマリー・タイム・パセリ・パクチー・サフランほか)・スパイス・etc.
玄米を炊くときの注意点は?
ここまで洗米の方法と浸水の方法と炊き方について解説してきましたがこれらに留意して行えば美味しく炊けるはずですが品種によって炊き上がりが違いますのでそれぞれの特徴をつかんで行うようにします。
品種によっては粒が大きいものがありますので浸水時間を少し長めにして炊くときに水をやや多めに加えることで美味しくいただけますし小さいものは水加減をやや少なめにしてもふっくら炊ける場合があります。
浸水時間を長くして発芽させ水分を多くして塩を使い加熱時間を長くして圧力鍋を使うなどしても硬く炊き上がる玄米はお粥や雑炊やリゾットなどにしていただくのが最終手段かもしれません。
古くなった玄米は水分が少なくなっていることがりますのでしっかりと浸水時間を確保しやや多めに水を入れて炊き少量の塩や油や調味料を入れることで風味が蘇ることがありますがやはり雑炊やリゾットなどとして味をつけることで美味しくいただけます。
玄米はそれぞれ個性がありますのでそれぞれの特徴をよく理解して生かして伸ばしていくようにすることで美味しくいただけますのでよく工夫をして炊き上げる必要があるということが注意点と言えるかもしれません。
玄米の簡単な炊き方は?

玄米の炊き方で簡単な方法は無洗米の玄米と浸水なしが前提の玄米モードがある炊飯器を用意し玄米を入れた鍋にミネラルウォーターを目盛りまで入れて炊く方法で玄米初心者の方にも時短をしたい方にも歓迎される簡単な炊き方です。
無洗米は玄米を洗う手間をミネラルウォーターは水道水を浄水して沸かして冷ます手間を浸水なしが前提の玄米モードがある炊飯器は浸水と水を計量し普通の鍋を使うときの火の調節などと蒸らし時間を計る手間などを省いてくれます。
この場合炊き上がったご飯が硬かったり芯までよく火が通らなかったりパサパサした食感となることがありふっくらとして粘り気のある美味しいご飯にはならないことがあるかもしれません。
玄米と白米を混ぜて炊く方法は?
白米に玄米を混ぜて炊く場合は好みによって割合を選択できますが目安としては下のようにすることで食べやすくなり栄養価が高まることも期待されています。
白米1合に対して玄米ひとつまみ〜0.5合を混ぜる
白米1合に対して玄米0.5合の割合くらいまでですと白米のふっくらとした食感と玄米の食べ応えのある風味が合わさって美味しくいただけるとされています。
白米1合に玄米0.5合を混ぜて1.5合のご飯とするときの割合で炊くときお米の合わせ方は以下となりますので参考にしてみてください。
白米1:玄米0.5の割合で合わせて炊くときの白米と玄米の量
・ 2合炊く場合 白米をカップ(1+1/3)と玄米をカップ(2/3)
・ 3合炊く場合 白米をカップ(2)と玄米をカップ(1)
・ 4合炊く場合 白米をカップ(2+2/3)と玄米をカップ(1+1/3)
・ 5合炊く場合 白米をカップ(3+1/3)と玄米をカップ(1+2/3)
※カップとは1合カップのこと
これらを炊くときは玄米は6〜8時間浸水させて白米は30分〜1時間浸水させますのでやや面倒ですが別々の容器で浸水させてそれぞれよく水を切ったあと合わせて鍋に入れてから炊くための水を注ぎます。
玄米を白米と混ぜて炊くときの水加減は?
玄米を炊くときの水の量はカップで玄米の量に対して1.5倍程度で白米の時は1.3倍程度ですので白米の量に対して1.3倍程度の水と玄米の量に対して1.5倍程度の水を入れることになります。
この割合でご飯を炊くときの水の量は以下となりますので参考にしてみてください。
白米1:玄米0.5の割合で合わせるときの水の量
・ 2合炊く場合 2+3/4カップ弱(490ml)
・ 3合炊く場合 4カップ強(740ml)
・ 4合炊く場合 5+1/2カップ弱(980ml)
・ 5合炊く場合 6+4/5カップ強(1,230ml)
※カップとは1合カップ(180ml)のこと
炊飯器で例えば2合炊くときは白米の2合の目盛りと玄米の2合の目盛りを比べてその差の1/4の水の量を白米の目盛りより多めに入れて炊きます。
炊飯器にもよりますが白米モードですとやや固めになりますので玄米モードで炊くと白米と玄米は均一に炊き上がり易いとされています。
この割合が一般的には良いとされていますがそれぞれの好みによって変わりますので本当にひとつまみの少量から始めて少しずつ割合を変えながら試してみて食べる方たちが納得するバランスを見つけてみてください。
玄米を白米に混ぜて炊くときに浸水しないとどうなるの?

玄米を白米に混ぜて炊くときに浸水しないと炊き上がったときに玄米だけが硬かったり芯が残ったりすることがあります。
玄米好きならバラエティの一つとして全くそれで良いわけですが白米に混ぜて炊くときには白米はふっくらもちもちとした食感なのに玄米だけ硬いということになり全体的に見てご飯として美味しくないということになりかねません。
手間ですが玄米は6〜8時間で白米は30分〜1時間それぞれ浸水をしておけばご飯が全体として美味しくいただけます。
玄米に雑穀を混ぜるときの炊き方は?
玄米に雑穀米を混ぜて炊く場合は浸水させて水切りした玄米に市販の雑穀米ミックスを大さじ1杯前後加えて水は雑穀分の大さじ1〜1.5倍程度追加して加えて炊飯器の場合は玄米モードで炊きます。
市販の雑穀米ミックスは無洗米で浸水する必要のないものがありますのでそれを選べば便利ですがそうでない場合は軽く洗って浸水させますが押し麦は一度蒸されていますので浸水する必要はありません。
ひえ・あわ・きび・アマランサス・キヌア・もち麦・大麦など雑穀の浸水時間は30分〜1時間程度で良いとされていますがハトムギは粒が大きいため2時間以上浸水させ芯まで火が通りやすくします。
黒米・赤米・古代米は種などが残っている色のついた玄米ですので最低2時間以上できれば6〜8時間浸水することで芯まで火が通りふっくらとして美味しく高い栄養価とともにいただくことができます。
玄米に雑穀をほんの少量加える場合の雑穀は浸水せずに炊いてもその一部分は少し硬いかもしれませんがそれも特徴だと思えばそれほど気になることはありません。
炊飯器で玄米に雑穀を混ぜて炊く場合には玄米モードにして逆に雑穀の方が量が多く玄米を少量混ぜる場合は雑穀米モードにして炊きます。
どちらも同量の場合は好みに従ってどちらのモードを選んでも問題なく炊けますが玄米の方が火の通りが良くありませんので玄米モードで炊く方がふっくらと炊き上がります。
玄米に雑穀を混ぜるときの量
・ 雑穀米ミックス 大さじ1杯前後
・ 水 雑穀米ミックス分大さじ1〜1.5倍程度追加
玄米に小豆を混ぜて炊く方法は?
玄米に小豆を混ぜて炊く場合玄米1合に小豆は大さじ山盛り1杯(15g)程度加えますがどちらも洗い一緒に6〜8時間浸水させたあとよく水を切ったら鍋に移します。
玄米1合に対する水1.5カップ(270ml)に加えて小豆大さじ山盛り1杯分の水を大さじ1.5杯(20ml)程度多めに入れ炊きます。
炊飯器の場合は鍋に移したら玄米を炊くときの目盛りまで水を加えて入れた小豆の分だけ水を加えたあと玄米モードで炊きます。
小豆の量については一度この量でやってみて次回から好みに合わせて増やしたり減らしたりしますが水の量もそれに合わせて増減させます。
玄米に小豆を混ぜるときの量
・ 小豆 玄米1合に小豆大さじ山盛り1杯(15g)〜お好みの量
・ 水 玄米1合に対する水1.5カップ(270ml)+小豆大さじ山盛り1杯分に対する水大さじ1.5杯(20ml)程度
玄米に小豆を混ぜて炊く効果は?
玄米に小豆を混ぜて炊くことでたんぱく質やビタミン・ミネラル他サポニンという成分と食物繊維を玄米の栄養素にプラスして摂取でき小豆の旨みが加わって全体として風味を引き立ててくれます。
小豆に含まれるたんぱく質は玄米に含まれるものと違うためアミノ酸バランスを改善してたんぱく質を効率よく摂取できることに加えてサポニンという成分はコレステロール値を改善する効果があるとされています。
玄米小豆ご飯を数日寝かせる場合は小豆の糖質が含まれる乳酸菌を活性化して栄養価を高め消化吸収を良くしてくれて風味としては甘みが加わり美味しくなりますが炊き上がり後すぐに黒ゴマなどをかけて食べても十分美味しくいただけます。
玄米が硬いときの炊き直しは?
玄米を炊いてみたけれどちょっと硬いと感じたときは炊き直すことで改善する可能性がありますので鍋で炊いた場合はびっくりだきで二度炊きを応用するような要領で行います。
炊き上がって硬いと感じた玄米ご飯の硬さによって玄米1合につき50ml〜1カップ(180ml)の水を調節して入れ軽く混ぜたら再度中火で加熱し沸騰し弱火にして水分がなくなったら火を止めて15分程度蒸らしたら炊き直しのでき上がりです。
炊飯器の場合はお湯を50ml程度足して8〜10分再加熱して柔らかくなれば良いですがそれでもまだ硬いと感じる場合は加えるお湯の量と再加熱の時間を調整しながら何度か試すように行いますが鍋に移し替えて上の方法で行うか蒸し器で蒸すのも良いかもしれません。
電子レンジを利用する場合は少量に分けて適量と思われる少しのお湯を加えラップをかけて行いますが1〜3分程度加熱できたら数分でも良いですから蒸らすことでふっくらと仕上がります。
これらの方法に何となく気乗りがしない場合や改善しない場合はお粥や雑炊・リゾットとして煮込むなどしていただくのが良いかもしれません。
玄米のおすすめ製品や鍋での炊き方などご興味がおありの方には内部リンクされたページでご紹介しておりますので下のボックスからお進みの上あわせてお読みくださいますようご案内いたします。

あとがき
玄米の炊き方はこれで全て解決!として美味しくする秘訣や注意点についても解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
釜戸で炊く方法は解説しておりませんでしたが強い火力で釜全体に熱が行き渡り芯までしっかりと火が通りふっくらとして粘りがあり香ばしい玄米ご飯が炊き上がりますが炊くときの水加減や火力は基本的に鍋で炊くときのように行います。
七輪などを使って炭火で炊けば遠赤外線効果で栄養素を保ったまま芯から美味しく炊き上がりますし土鍋と組み合わせれば効果も高まるかもしれませんし屋外などで焼き魚と一緒に楽しむのも良いかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ご納得はいただけましたでしょうか。疑問に対する答えが見つからなかった場合は上のボックスからは玄米の炊き方に関する他の情報をお伝えしておりますので合わせてお読みくだされば嬉しく思います。